清荒神清澄寺を訪ねて 盂蘭盆会 地蔵盆大施餓鬼会

清荒神清澄寺を訪ねて 盂蘭盆会 地蔵盆大施餓鬼会

夏の年中行事として7月に盂蘭盆会、8月に地蔵盆大施餓鬼会が執り行われる清荒神清澄寺。ご先祖の名を刻み、今生かされていることに感謝する塔婆供養は、8月24日11時まで申込みができ、随時受付けてもらえます。

7月に行われる清澄寺の盂蘭盆会
盂蘭盆会は関西では通常8月の行事となっていますが、清荒神清澄寺では7月13日に迎え火、15日に送り火を焚き、三日間、理趣三昧法要が執り行われます。お盆は先祖の霊を死後の苦しみの世界から救済する仏事で、釈迦の弟子・目連尊者が餓鬼道に堕ち、苦しんでいる亡母を救うため、沢山の僧侶を招いて供養し、その功徳によって母が救われたという「盂蘭盆経」に基づいています。
塔婆供養の申し込みは8月24日11時まで
地蔵菩薩の縁日である8月24日に行われる地蔵盆大施餓鬼会は、死後に餓鬼道に堕ちた衆生のために食物を布施し、その霊を供養する法要です。人々にとって最も身近な菩薩様である地蔵菩薩。大地が全ての命を育むように、苦悩する人々を無限の慈悲の心で包み込み、大いなる慈悲心で救済行を施し悪い因縁を取り除いてくれることに起因しています。
また、施餓鬼は、釈迦の弟子・阿難尊者が、一切の餓鬼に食物を布施し供養して、死を逃れ、弟子の中で一番長生きしたことに由来しています。 清澄寺では24日の午前10時から本堂で理趣三昧法要が行われた後、一願地蔵の前で施餓鬼法要が行われ法話があり、参詣者には供え物が授与されます。
施餓鬼法要ではご先祖の芳名が記された塔婆が一枚ずつ施餓鬼壇に並べられ供養されます(塔婆供養申し込みは8月24日11時まで、一霊二千円)。
ご先祖様に手を合わせ感謝するお盆の習わしを守り、受け継いで行きたいものです。

*コロナの感染状況によっては変更する場合もありますのでご了承ください。



一願地蔵前で執り行われる施餓鬼法要


盂蘭盆の迎え火


盂蘭盆の送り火


清荒神清澄寺を訪ねて 盂蘭盆会 地蔵盆大施餓鬼会

一願地蔵前で僧侶による塔婆供養が行われる。

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