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インフルエンザ予防接種

 今年もインフルエンザの予防接種が始まりました。2015年より、インフルエンザワクチンは、従来の3価から4価に変わり、より多種類のウイルスを防ぐことができるようになりました。今年度はA型(いわゆる新型インフルエンザを含む)の2株とB型2株を含んでいます。

 もちろんワクチンの種類が増えたからと言って、かからなくなるわけではありません。しかし、肺炎やインフルエンザ脳症など、重篤な合併症をひきおこさないためにも、特にお子様やご高齢の方は予防接種を受けておきましょう。

 ワクチンは、接種後2週間ほどで効果が出始め、約5か月間効くと言われています。インフルエンザの流行期は通常12月から来年の3月ごろです。接種をお考えの方はお早めに受けてください。特に13歳未満のお子さんは2回接種となっています。なるべく2~4週間の間隔をあけて接種することが望ましいとされていますので、1回目の接種がまだの方はお急ぎください。

 日常生活でもアルコール除菌とともに手洗いやうがい、マスクなどでの予防を心がけましょう。

※‌市内在住の65歳以上の方は自己負担額1、500円となります。
※‌65歳未満でも要件によっては助成の受けられる方がいらっしゃいますので、詳しくは市の健康センターにお問い合わせください。

大西泰彦(おおにしやすひこ)先生 奈良医大付属病院、県立西宮病院などを経て市立松原病院では副院長兼産婦人科部長として勤務。現在、宝塚市にて大西レディスクリニックを開業、同院長。
http://www6.ocn.ne.jp/~gyn/
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