神戸婦人有権者連盟  創立70周年記念誌

発行日 2020年3月31日
発行者 神戸婦人有権者連盟 (会長)福家清美
編集委員 河野洋子 福家清美 飯田嘉壽子
     原亜由美 三上公子 
編集協力 ウィズたからづか編集部 田崎まき子
印刷製本 あさひ高速印刷株式会社
A4判 32ページ オールカラー

戦後、婦人参政権が認められ、昭和24年(1949)4月に神戸婦人有権者連盟が、政治意識の高揚と啓蒙活動を目的に発足。現在も8代目会長の下で活動を継続させ、2020年4月、70周年を迎え1月28日に記念大会を催し、創立70周年記念誌を発行した。

 「神戸婦人有権者連盟」は正しい選挙に向けての啓蒙活動はもとより、有権者としての自覚と問題の正しい把握、そして判断力を養うことを目的に毎月勉強会を開いてきた。記念誌には昭和49年~令和3年(予定)の講演題目と講師が一覧で列記されていて、同連盟の歴史と社会の移り変わりが見て取れる。初回は神戸大学教授・野口寛氏による「民主主義と少数意見の尊重」、平成2年の創立40周年ではシンポジウム「21世紀への政治と女性」、令和に入ってからは神戸学院大学元学長谷口弘行氏による「どうなる日本・世界の政治経済」など計151回に及ぶ勉強会の歩みが詰まっている。創立70周年記念大会の記録として顧問・谷口氏の講話「70年を顧みて未来を語る~これからの神戸婦人有権者連盟~」の骨子や初企画となったテーマごとに参加者が語りあうテーブルディスカッションの内容、そしてエンターテイメントとして招いた演奏グループ・赤とんぼのステージ風景も含めオールカラーで収録されている。
 記念誌の編集員会は発行予定の1年前から会合を重ねていたもののコロナ禍で印刷会社との打合せは1回しか開かれず、メールを活用して予定日から2か月ほど遅れて発行。予定されていた5月の総会も7月に延期されたが、完成した記念誌はその場で会員の手元に届き、喜ばれた。編集後記にある福家会長の言葉「政治も経済も世の中がかつてない試練の時を迎えています。人間力を結集して強く生き抜かねばなりません」は、同会の未来を示しているようである。

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