同人誌 ばおばぶ VOL.27  宝塚文藝の会

2012年4月14日発行
発 行  宝塚文藝の会
編 集  長内学 木莉恵子 吉田逸郎
発行所  あさひ高速印刷株式会社
A5版 210ページ

ウィズたからづか掲載のショートエッセイでもおなじみ、宝塚を拠点に文学活動を続ける宝塚文藝の会。約15名の会員が月1回の読書会を開き、自作の民話、小説、詩、エッセイなどを創作、息の長い活動を続けこの度25周年パーティーを開催、27冊目となる同人誌「ばおばぶ」を発行した。

 「宝塚の地に文学の種をまいて育てていこう」と理念をかかげた有志により1986年に結成された宝塚文藝の会の活動が今年26年目に入った。月1回の読書会ではこれまでに300冊近い本を読み、たくさんの作品を創作、民話やエッセイ集など30冊以上の本を出版し、創作民話を元にしたオペラや朗読会も上演され、地元に息づいた文学活動を続けてきた。そして4月、25周年を記念してお祝いの会を開き、併せて同人誌「ばおばぶVOL.27」を発刊。「ばおばぶ」は、アフリカなどサバンナ地帯に多く分布する植物で、悪魔が大木を引き抜いて逆さまに突っ込んだとされる変わった形の樹木。第1回の読書会、サン・テグジュペリの「星の王子様」に登場することから、たくましく根をはっていこうと文芸誌のタイトル名にした。

 「ばおばぶVOL.27」には春夏秋冬をテーマにしたエッセイや詩、童話、小説など盛りだくさん綴られていて、東日本大震災後の東北へボランティアに行った紀行文などは読者に今後進むべき方向を問題提起している。表紙絵やカットはメンバーである仲清人さんの手によるもの。メンバーから原稿を集めレイアウトや編集作業も全て自分たちで行い、費用を抑えて地道に発行を続けている。

 「創作活動を続けることは自身の励みになり、時には停滞しながらもエネルギーを蓄え、また新しい仲間や自分に出会い、世界を広げて人生を楽しむことができます。これからも30年、50年と続けて行きたい」と代表の宮岡憲次郎さんは語っている。

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