宝塚墨彩画壇展作品集

発 行 日 平成20年10月
編集・発行 宝塚墨彩画壇
印   刷 あさひ高速印刷株式会社
A4 44ページ

 2008年10月、宝塚墨彩画壇第5回記念展が国際・文化センターで開催され、その記念として作品集が発行された。江戸時代に中国から伝わった南画の精神を継承しようと平成16年に結成された宝塚墨彩画壇の初めての作品集となる。

 宝塚日本画協会に所属、宝塚市展の審査員でもある水墨画家の潮見冲天氏が代表を務める「宝塚墨彩画壇」。文人画家で日本南画協会の設立にも関わった富岡鉄斎のコレクションを持つ鉄斎美術館が宝塚市清荒神にあることから、南画にゆかりのある宝塚で「先人の偉業と精神を継承しながら、現代の南画を追求、研鑽し東洋美術の精粋水墨、南画すなわち墨を基調にした絵画の普及、振興と地域文化の発展に寄与することを目的に」同会が発足したと作品集の中で述べられている。

 作品集には南画、水墨画を長年描き、潮見氏に師事する会員32名の第1回展から5回展まで5作品が一人1ページに収められている他、故直原玉青氏、故坂田明道氏の作品も掲載され、墨の世界が広がっている。会員個人がそれぞれに撮影した作品の写真5点を1ページにレイアウトし、墨一色で印刷したものだが、墨の濃淡も表現でき見ごたえのある冊子に仕上がり、日本の文化でもある墨の美しさとその精神を伝える同会の趣旨を表した一冊となっている。

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