NPO法人 女性と子どものエンパワメント関西 ニュースレター

年3回発行 A4判 8ページ

 宝塚に事務所を構え、女性や子どもなど社会的弱者に対する人権侵害を許さず全ての人々の人権が尊重される社会をめざす「NPO法人 女性と子どものエンパワメント関西」。女性や子どもに対する暴力防止や人権教育に関する講演会、ワークショップなどを幅広く展開、年に3回ニュースレターを発行し、さまざまな情報を発信している。

 「NPO法人 女性と子どものエンパワメント関西」は、女性と子どものエンパワメントのためのビデオ制作や図書の翻訳出版事業を行っていた(有)ビデオドックを経て、2000年に特定非営利活動法人として設立した。(財)大阪府男女共同参画推進財団監事で大阪府社会教育委員副議長も務める田上時子さんを理事長に、CAPプログラムに関する学習会、叩かず甘やかさず子育てするスター・ペアレンティングの講座や、宝塚市立男女共同参画センターの指定管理などの事業を行っている。

 講座受講者や会員に向け配っているのが、年3回定期的に発行している「ニュースレター」。内容は、理事長田上さんの巻頭エッセイ、活動報告や講座インフォメーションなど。最新の30号では田上さんのエッセイ「子どもを伸ばす誉め方」、そして大阪市こども相談センターの久保さんへのインタビュー「親子関係回復のために」を特集し、現代社会が直面する問題にメッセージをおくっている。

 誌面づくりはメンバー3人で編集会議を開くところから始まり、特集テーマとして何をとりあげるか議論し、記事を集め、パソコン上でレイアウトして原稿を作成、版下をそのまま入稿するので費用もおさえることができる。

 一人ひとりを大切にする社会の実現をサポートするためのさまざまな情報を届けるため、どのような誌面にしたら興味を持って見てもらえるか苦慮すると、当法人事務局長で編集作業をサポートする西田さん、そして「児童虐待のニュースを毎日のように見聞きするたびに心が痛みます。子どもを取り巻く環境が変っている中で、育児不安を訴える親が後を絶ちません。子育てする側の親やおとながスキルを学び、虐待を予防できるということをたくさんの人に発信していきたいです」。ニュースレターの発行は、少子化や地域のつながりが希薄な中で子育てに悩む親たちに多くの指針を示しているようだ。

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