富田好久先生米寿記念誌 池田郷土史学会

発行日:2014年1月12日
発 行:池田郷土史学会
編 集:池田郷土史学会富田好久先生米寿記念誌編集委員会
    池田市栄本町9-1池田市立コミュニティセンター2F
    いけだNPOセンター内
印刷・製本:あさひ高速印刷㈱
上製本 B5判 188頁
1,000円(送料別)で頒布(申込み先:ウィズたからづか編集部)

昭和27年(1952)、当時の池田市長を会長に小林一三翁を名誉顧問に発足し、今年62年目を迎える池田郷土史学会で昭和39年から理事、平成15年から会長を務める考古学研究者、富田好久氏の米寿を記念し、88歳となる1月に池田郷土史学会により、「富田好久先生米寿記念誌」が上梓された。

 ハードカバー、B5判の記念誌の表紙を飾るのは富田好久氏の米寿を祝って書家、書道芸術院名誉顧問の小伏輝男氏が揮毫した「龍」の一文字。赤い色紙に濃墨が美しく印象的である。

 富田氏が昭和51年、56年、60年に発表した論文「畿内における古代鉄鏃の集成」「畿内における横穴式古墳の企画性」「古代に於ける炉とカマドの変遷」を中心に池田市長、教育長、前池田市長、池田市議会議長、池田市史編纂委員長などの祝辞、交流の深かった方々の献呈文、そして富田氏がもうひとつのライフワークとしていた写真の中から各賞に入賞した作品11点が巻末グラビアに収録され、188頁に及ぶ立派な記念誌に仕立てられている。

 富田氏は考古学の研究者として柏原市の「北玉山古墳」や川西市の「加茂遺跡」発掘に携わり文献を遺している他、池田市史編纂に長年携わり、池田市内の旧石器、縄文、弥生、古墳時代の遺跡や中世の遺跡を紹介、また、平成7年には「目で見る北摂100年」を、10年には「図説北摂の歴史」を監修、執筆するなど郷土の歴史や文化財発掘に尽力、米寿を迎えた今も自らの足で歩き、研究調査を続けている。記念誌は富田氏の貴重な研究を掲載した文献であるが、献呈文には氏の気さくな人柄を偲ばせる逸話も多く、半世紀以上に亘り郷土史研究に携わって来た氏の米寿にふさわしい記念の一冊になったといえる。

   

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