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更年期障害の自己チェック

更年期は性成熟期と老年期の間で、概ね閉経前後の10年間にあたります。この時期、加齢による卵巣機能の低下にともないエストロゲンが急激に低下し、身体にさまざまな変化をもたらします。最近気になる症状を感じたら次の表で自己チェックしてみましょう。あてはまる症状があるときは更年期障害の可能性がありますので医師に相談しましょう。またその際にこの評価表を持参すると診察時の参考になります。

  症状の程度
1.顔や上半身がほてる(熱くなる)      
2.汗をかきやすい      
3.なかなか寝付かれない      
4.夜眠っても目を覚ましやすい      
5.興奮しやすく、イライラすることが多い      
6.いつも不安感がある      
7.ささいなことが気になる      
8.くよくよし、憂うつなことが多い      
9.無気力で、疲れやすい      
10.目が疲れる      
11.ものごとが覚えにくかったり、物忘れが多い      
12.めまいがある      
13.胸がどきどきする      
14.胸がしめつけられる      
15.頭が重かったり、頭痛がよくする      
16.肩や首がこる      
17.背中や腰が痛む      
18.手足の節々(関節)の痛みがある      
19.腰や手足が冷える      
20.手足(指)がしびれる      
21.最近音に敏感である      
大西泰彦(おおにしやすひこ)先生
奈良医大付属病院、県立西宮病院などを経て市立松原病院では副院長兼産婦人科部長として勤務。現在、宝塚市にて大西レディスクリニックを開業、同院長。
http://www6.ocn.ne.jp/~gyn/
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