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星組 涼 紫央

涼 紫央
 星組全国ツアー公演『激情』『BOLERO』が、千葉、埼玉、静岡、福岡、神奈川、富山、岐阜、愛知、広島、愛媛の各地で上演中だ。大阪に戻るのは5月22日。梅田芸術劇場メインホールで23日、千秋楽を迎える。『激情』―ホセとカルメン―で小説家メリメと、カルメンの夫ガルシアの二役を演じているのが涼紫央さん。宝塚きっての貴公子スターである。  「二役は初めてです。ガルシアは麻薬組織のボス。こんな色濃い役がず・・・

花組 壮 一帆

壮 一帆
 話題作『相棒』の神戸尊を1月22日に演じ終えた花組男役スターの壮一帆さんが、1月下旬には、宝塚大劇場公演『虞美人』の稽古に入った。長与善朗原作の戯曲「項羽と劉邦」をもとに白井鐵造が脚本・演出を担当した『虞美人』は1951年に初演。宝塚歌劇団初の一本立てミュージカルであり、項羽役の春日野八千代らメインキャストが本物の馬に乗って登場したことでも有名なこの作品は、宝塚ブームを起こし、3か月連続ロングラ・・・

月組 遼河 はるひ

遼河 はるひ
「『エリザベート』でルドルフを演じるとは思っていなかったのですが、オーディションがあって、声質がルドルフに向いていると」  5月22日から始まる月組宝塚大劇場公演『エリザベート』で、オーストリア=ハンガリー帝国皇太子ルドルフを演じる遼河はるひさん。都会的で、品があり、ゴージャスという言葉がとても似合う、数少ない男役だ。 「制作発表の時に、皆さんから、『エリザベート』というとルドルフがトート・・・

星組 涼 紫央

涼 紫央
 宝塚歌劇95周年の第二弾は、星組主演スター安蘭けいと遠野あすかのサヨナラ公演、『My dear New Orleans』―愛する我が街―と『ア ビヤント』の二本立てである。トップのラストステージは宝塚歌劇の中でも特別、感慨があるものだが、3年前の取材でキュートな笑顔を絶やさず、よどみなく話してくださった星組の涼紫央さんが、今回は憂いを湛えた美しい横顔を見せて静かに話し始める。 「退団者が多く、・・・

花組 壮 一帆

壮 一帆
ヘイワードとモーリス。どちらも小池修一郎の作品に登場する市議会議員だ。ヘイワードは2005年11月に上演されたバウホール雪組公演『DAYTIME HUSTLER』で壮一帆さんが演じた役。そしてモーリスは2007年9月21日から始まる宝塚大劇場花組公演『アデュー・マルセイユ』で、壮一帆さんが演じることになった役である。作品が異なるとはいえ、同じ肩書きの市議会議員を、壮一帆さんがどう演じ分けるのか、大・・・

雪組 水 夏希

水 夏希
目に見えないものを演じることは演劇の本質である。演劇は心を描くものだから。 だが私たち人間が目にすることのできない「死」を演じる場合は、話がもっと複雑になる。 新生雪組を率い、『エリザベート』のトート役でトップお披露目を迎えた水夏希さんは言う。 「人間ではないトートの中に生まれる人間的な感情を、人間が演じる。しかも男役として」 1992年にウィーンで生まれた『エリザベート』。その宝塚版が96年に雪・・・