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星組 真風 涼帆

真風 涼帆
入団して4年目だが、すでに2作品の新人公演で主役を演じている。175センチの長身、面長な顔立ち、温かみのある切れ長の目、引き締まった口元、物怖じしない度胸のよさ。星組の真風涼帆さんは恵まれた資質をもつ大型新人だ。元旦に初日を迎えた宝塚大劇場公演『ハプスブルクの宝剣-魂に宿る光-』『BOLERO』に出演中である。  『ハプスブルクの宝剣』で実在したカール・アレクサンダー・フォン・ロートリンゲンを演じ・・・

星組 夢乃 聖夏

夢乃 聖夏
 2007年、最後の新人公演『エル・アルコン-鷹-』で主役ティリアン・パーシモンを鮮やかに演じ終えた夢乃聖夏さんを待っていたのは、宝塚バウホール公演『ANNA KARENINA』の主演だった。  「初めての新公主演で、新しい発見や学ぶことがあり感無量でした。その興奮が冷め切らない1週間後にバウ主演のお話をいただき、これはもう自分を信じて、やるしかないと」  夢乃聖夏さんはこれまで、一つ課題をクリア・・・

星組 紅 ゆずる

紅 ゆずる
 宝塚歌劇95周年の初夏を彩る宝塚大劇場公演『太王四神記 Ver.II』―新たなる王の旅立ち―が、いよいよ6月26日に初日を迎える。ペ・ヨンジュン主演で話題になった韓国歴史ファンタジードラマ「太王四神記」を、宝塚歌劇団が世界で初めてミュージカル化したのが『太王四神記』―チュシンの星のもとに―。韓国ドラマ初の宝塚歌劇化であり、今年1月、花組で上演されてダイナミックかつ幻想的な舞台が大好評を得た。  ・・・

星組 麻尋 しゅん

麻尋 しゅん
2002年4月、『プラハの春』で初舞台を踏んだ麻尋しゅんさんは、翌年『王家に捧ぐ歌』の新人公演で、準主役の王女アイーダ役に抜擢された。イタリアの作曲家ヴェルディのオペラ「アイーダ」の宝塚バージョンで、全編を歌で綴った、斬新な意欲作だ。 「アイーダ役を頂いた時は、うれしくてうれしくて。ただ音楽学校時代から勉強してきたのは男役の歌唱。キーの高い娘役の歌をうたうと蚊のなくような声しか出ないんです。声が・・・