月組 青樹 泉
- 3月21日から始まる宝塚大劇場公演『ME AND MY GIRL』に、ヒロイン・サリーの友人ボブ・パーキング役で青樹泉さんが出演する。小顔で173センチの長身。その恵まれたスタイルは宝塚音楽学校入学当初から変わらない。 「『ME AND MY GIRL』が再演された1995年は、まだ宝塚受験生でした。進学校の高校に入学して、すぐに進路を理系か文系かに決めなければならず、自分が本当にやりたいのはこれ・・・
専科 轟 悠
- 身を削るような、たゆまぬ鍛錬から生まれた男役の芸。タカラヅカのTHE TOP OF TOP・轟悠さんの舞台姿には、侵しがたい尊厳が感じられる。 宝塚の至宝・春日野八千代の継承者として、雪組トップスターを経て専科に移籍したのが、宝塚歌劇88周年の2002年2月。同年、日生劇場公演『風と共に去りぬ』に主演。第28回菊田一夫演劇賞と第12回日本映画批評家大賞ミュージカル賞を、00年『凱旋門』のラヴィッ・・・
月組 霧矢 大夢
- 霧矢大夢さんが演じた人物は深く心に残る。たとえば入団8年目の2001年3月、シアター・ドラマシティ公演『Practical Joke』で演じたマウロ・カダローラ。マフィアの一員だが、主人公と友情を育む憎めないチンピラだ。実はこのマウロが霧矢ファンの人気投票第一位なのだ。それまでも1994年の初舞台以来、96年、花組『ハウ・トゥー・サクシード』新人公演の主役フィンチ、98年、月組『WEST SIDE・・・