2017年01月号 Vol.379

●特集・清荒神清澄寺境内の休憩所リニューアル

●初詣ガイド

●市民のラジオ局 FM宝塚83.5

●フェアリーインタビュー
潤 花 さん

●シリーズ・人権をまちからinたからづか

●宝塚イベント情報(宝塚市文化財団)

●インフォメーション

●宝塚の歴史を歩く

●ウィズ通信

●清荒神清澄寺 史料館「楽家と永楽家」

●メディカルコラム

◆5叉路+1(Cinq Chemins plus un)
黒田ひろし

パリ東部、10区と11区の境界線を走るタンプル通り。
活気にあふれた様々な人々が行きかう分かれ道。
画面奥に向かう坂道には右手のアパルトマンで
見えない裏道からの陽光が一筋差し込んでいる。
にぎやかな大通りを横切り
私は細い裏通りの光に誘われる。

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2017年01月号 Vol.367

●ウィズインタビュー
  アダチケンゴさん

●初詣ガイド

●市民のラジオ局 FM宝塚83.5

●フェアリーインタビュー
●美園さくらさん


●シリーズ・人権をまちからinたからづか


●宝塚イベント情報(宝塚市文化振興財団)

●インフォメーション

●宝塚の歴史を歩く

●ウィズ通信


●清荒神清澄寺 史料館「千家十職-伝統の匠-」

●メディカル コラム


再発見、MY宝塚【千吉稲荷(せんきちいなり】
岩佐倫太郎 美術評論家
ブログ http://iwasarintaro.hatenablog.com/

千吉稲荷は、JR宝塚駅の北側、有馬街道の住宅街をちょっとそれたところにあった。水田の風景の中にぽっかりと、まるで島のように緑の森が浮かび、赤い鳥居の色が映える。そのわきには「手塚治虫 昆虫採集の森」の標柱が。森に入れば、まわりも見えないくらい樹木でうっそうと閉ざされた別世界。治虫少年が、魚や虫を追いかけて夢中になった小宇宙がここに違いない。
手塚作品の「ジャングル大帝」、「火の鳥」など、どこか汎神的な生命へのいとおしさに満ちた作品群は、あきらかにこの宝塚の里山に育くまれた、と言う気がしてくる。世界に誇る日本の漫画もアニメも、みんな手塚治虫を源流としている。なのでここはあまねく漫画ファン、アニメファンの聖地と言えるかもしれない。


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