トップページ >フェアリーインタビュー

「凱旋門」に関連のある記事

雪組 凰稀 かなめ

凰稀 かなめ
 2008年5月、宝塚バウホール公演『凍てついた明日』の主役クライド・バロウを演じた凰稀かなめさんの、どの場面、どの一瞬を切り取っても絵になる美しさに、感嘆した。  もちろん身体的な美貌だけではこうはいかない。役者としての説得力、内面を表現する男役の存在感があればこそなのだ。  その前年、2007年10月、シアター・ドラマシティ公演『シルバー・ローズ・クロニクル』で演じた準主役クリストファー・クレ・・・

専科 轟 悠

轟 悠
身を削るような、たゆまぬ鍛錬から生まれた男役の芸。タカラヅカのTHE TOP OF TOP・轟悠さんの舞台姿には、侵しがたい尊厳が感じられる。 宝塚の至宝・春日野八千代の継承者として、雪組トップスターを経て専科に移籍したのが、宝塚歌劇88周年の2002年2月。同年、日生劇場公演『風と共に去りぬ』に主演。第28回菊田一夫演劇賞と第12回日本映画批評家大賞ミュージカル賞を、00年『凱旋門』のラヴィッ・・・