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-バックナンバー- 2005年4月号 | ||||||||||||
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郷土史を研究する西本さんが今までに書きのこしたものをまとめあげ、四冊目となる「琴晴園」をあさひ高速印刷株式会社より出版した。前回同様ベージュのレザックを表紙に銀文字のはいった落ち着いた装丁。 平成9年はじめて出版された第一集「琴晴園」は、友人・知人の温かく心強い後押しもあり、亡き妻の三回忌法要の供養にと制作されたもの。著者と亡くなった奥様の学生時代や職場での友人・知人からの手紙がもりこまれ、お二人の人柄が浮き彫りにされた心温まる思い出集となった。 第二集は平成11年。西本さんが所属する尼崎郷土史研究会でライフワークとして研究してきた尼崎を中心とした郷土の歴史や地理などと、第一集を読んで寄せられた手紙、そして随想をまとめたもの。 第三集は句歌集で、「みづら」と俳号を持つ西本さんの俳句や短歌。 そして今回は、尼崎郷土史研究会会報「みちしるべ」に発表したものや、同窓会誌などに寄せた文章、そして小中学校時代の作文から家系にいたるまで、自分史としてまとめようと、第四集を発行する運びとなった。 「代がかわればわからなくなってしまう親戚関係のことなども書き残してほしいと、息子の力強い後押しがあり、第四集『琴晴園』を出版しました。その他、郷土史をやわらかい文章で読んでもらえればと思っています。これまでの『琴晴園』をお配りした多くの方から、電話、葉書や手紙で励ましのお言葉を頂いて感激しております」と語る西本さん。西本さんに触発され自分史を書き残したいという人も増えているそうだ。 |
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