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-バックナンバー- 2005年3月号 | ||||||||||||
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伊丹市文化財ボランティアの会が、市内の文化財をコース別にめぐるガイドブック改訂版を発行した。表紙は旧岡田家住宅の写真、A5判で市内の文化財をルートごとに写真入りで紹介、史跡めぐりの友として持ち歩くのにちょうどよい装丁。巻末には、市内の文化財を6つのブロックに分けて歩くコースがひと目でわかる地図「伊丹の文化財めぐり」がついている。 編集にかかわった伊丹市文化財ボランティアの会は平成8年に発足、現在の会員数は51人で、市教育委員会が開催している「文化財ボランティア養成講座」の修了生有志で構成され、市内の遺跡・神社・仏閣・人物など各人が興味を持ったテーマを研究。ボランティア活動としては主に文化財ガイドで、市や各種団体などが主催する伊丹市内史跡めぐりやウォークラリーの案内・説明を行っている。 依頼を受けボランティアガイドをする度に多くの人から喜びの声をもらっているが、もっと手軽に役にたつガイド本があればとの要請にこたえ、平成8年に半年以上かかって研究の成果をまとめあげたのがこの「ふるさと探訪 文化財を訪ねて」。教育委員会や「みやのまえ文化の郷」の旧岡田家住宅などで販売され評判をよび、改訂版を発行することになった。 「ふるさと伊丹には有形・無形の文化財や、鬼貫等の先人がのこしてくれた文化遺産が数多くあります。私達はこの文化財をこよなく愛し保存し学んでいきたいと願っています。それが新しい伊丹の文化財の創造に連なっていくと思います」伊丹市文化財ボランティアの会のこのような思いをこめて作成されたガイドブック、伊丹の史跡めぐりには欠かせないものとなっているようだ。 |
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