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-バックナンバー- 2002年5月号 | ||||||||||||
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数々の名演奏を生んできたベガ・ホール 清荒神にある「ベガ・ホール」は音楽専用ホールとして様々な演奏家たちがそのステージで素晴らしい演奏を披露してくれています。 6月には「宮川彬良とアンサンブル・ベガ」シリーズが8回目の演奏会を迎えます。「難しいと思われがちなクラシック音楽を、もっとくつろいだ雰囲気で楽しんでいただこう」という想いのもとに始まったこのシリーズはいまやベガ・ホールを代表するソフトに成長しました。今回のテーマは「森の音楽・音楽の森」。狩人の合唱、結婚行進曲、白雪姫といったナンバーによる、森の音楽をお送りします。絶妙なアンサンブルで奏でられる不思議の森やおとぎの森に、一度迷い込んだらもう逃げられません。 9月には「梯剛之ピアノリサイタル」。98年若手音楽家の世界的登龍門として知られるフランスのロン=ティボー国際コンクールで第2位に入賞以後、居住地ヨーロッパを中心に目覚ましい活躍を続けるピアニスト、それが梯剛之です。もともと音色の繊細な響きの美しさには定評がありましたが、最近ではそれに加え、感情の表現にも深みが増し、より多くの聴衆の心を捉えるようになりました。また、テレビやラジオのドキュメンタリーが何度も放映され、そのたびに大きな反響を呼んでいますので、ご存じの方も多いでしょう。今回は、10月のカーネギーホールでのアメリカデビューを前に、意欲的なプログラムでの公演です。
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ソリオホールが能楽堂に幽玄のひとときを 宝塚駅前にある多目的ホール「ソリオホール」は席数300席と小さなホールですが、繰り広げられる催しのスタイルにあわせて姿を変えます。6月には「たからづか能〜芸能古今東西シリーズ」を開催。ソリオホールが能楽堂に変身します。 《芸能古今東西シリーズ》は「古典芸能の魅力に気軽に親しんでいただこう」と実施。これまで人気の古典落語や狂言をはじめ邦楽や歌舞伎・人形浄瑠璃など様々な古典芸能を取り上げてきました。今年度は以前から要望も多く、室町時代から続く伝統芸能で、ユネスコ世界文化遺産にも指定された“能”にスポットをあてます。96年の第9回を最後に休止となった「宝塚薪能」以来、実に6年ぶりに宝塚で能が上演されることになります。演目は能「船弁慶」と狂言「瓜盗人」。この機会にぜひ幽玄のひとときをお過ごしください。
ほかにも魅力ある催しが続々登場します。ここでしか出会えない催しばかりです。テレビなどとはまた違った感動をぜひ味わってみて下さい。 これらの事業を支えるのに市民の皆さんの力は欠かせません。文化振興財団では特典いっぱいの「友の会」を設けております。ぜひご入会下さい。 |
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